嫁のガンの件

私の嫁さんの話である。

去年の夏頃に何かできものができているということで、日赤病院に検査に行ったら、結果は「悪性リンパ腫」とのことだった。

血液のガンの一種で高倉健さんのと同じヤツです。

病院の先生の話では、

リンパ球がガンになってたまっていて、4A期という段階であり治療法は抗ガン剤を半年間で8回体に入れる方法が一般的ですとのこと。

本人としては痛みも痒みもないのに、ガンだなんて。ガーン!

それから、ガンのことを本で調べたりして、
ガン細胞というのは、健康な人でも一日に7千個くらい
出来ていて、免疫力で退治してるとか。

交感神経と副交感神経とのアンバランスが原因で
ガンなどいろんな病気が発生するのだとか。

あははと良く笑ってる人はガンにならないとか。
病は気からとか。

・・・いろいろと勉強しました。

それで、この状況を乗り切るためには、病院の先生が言ってた抗癌剤治療をやりつつ、

免疫力を高めるようなこともやっていくというのが
ベストな答えだろうということになりました。

以前、私が心臓の調子が悪かったとき、
恩師の井原先生に手を当ててもらって治った経験があって、

その井原先生の方法を今度は私が嫁さんにしてあげて、
少しでも免疫力を上げる手助けをすることにしました。

2014年8月4日 入院して最初の抗ガン剤投与。

しばらくすると髪の毛が抜け出して、頭はつるつるになる。

投与後は、だる~い感じと吐き気やしびれが
しばらく続くようです。

私としては、あまり悲惨な気持ちにならずに、
無理にでもあははと笑いの波動を出し

ガンをやっつけるという想いを持ち、
しかも無になって嫁さんの背中に手を当てる。

というなんというか井原先生風治療行為を
自分なりにしてあげました。

ま、何をするにしても想いの波動が大事よね!

そんなことを3週間おきに8回繰り返し、
今日はこの半年間の治療の結果を病院に
聞きに行く日だったのです。

朝9時半に日赤に行って、受付から呼び出しがあって、
嫁さんと二人で担当の先生の部屋に入る。

先生は、いきなり「結論から先に言います」と言って

「ガン細胞は、きれいに消えてます。完全に!」

といって笑いました。

嫁さんのほうは、感極まったのか逆に泣き出しました。

やはりこれまで苦しかったのでしょう。

私はといえば、不思議なことにこの半年間まったく心配とか、不安とかいった気持ちは出てこなくてガンは治るとしか思ってなくて、っていうか治るとしか思えなかったのです。

ま、思った通りのことが起こったという感じでした。

今回のガンは消えたけど、これからも起こることは起こるし、
抵抗する気持ちを手放せば、不思議とうまく回っていく気がします。

そうなれば、何が起こってもOKなのかもしれんね。

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