1984年、私は社会人になり、東京で暮らすことになった。
若い人にはよくあることだと思うが、その頃はこれから何十年も人生を生きていくにあたって、
・自分は何をしていけばいいのか? とか
・人生の意味とは何なのか? とか
何らかの答えをを求めていた時期だったと思う。
それで、どうなったかというと、
まず渋谷を散歩中に声を掛けられ、連れていかれたのが、統○教会だった(笑)
当時は原理研とも呼ばれていて、神の原理を研究するということで、
ビデオを見せられたり、合宿に参加させられたりして、
ある段階で・・・
この人がキリストの生まれ変わりで現代のメシアです~!っという形で出てくるのが、例の韓国のあの方だった。
私はその方の顔を見て、「こりゃ違うな!」と思い、目が覚めて抜けました。
思い返せば、その後も創○学○に入ってみたり、ハ○ー・クリ○ュナの寺院に行って踊ったり、いろんな宗教の集会に顔を突っ込んだりしていました。
そういえば、当時は紀伊国屋など大手書店では精神世界コーナーができていて、オ○ム真理教の本なども置いてあって、
立ち読みでオ○ム教祖の顔を見た時も、「こりゃ違うな!」思って入り込まなかった記憶があります。
教祖の顔って大事ですね。そこに全部出るから。
一般的に信者を勧誘して大きくなった宗教団体の教祖で、悟った顔の人はいませんね。
本物なら勧誘などしなくても、人が集まってくるはずだから。
勧誘するということは、きっとお金儲けが目的なのでしょう。
私も統○教会では、6万円の印鑑買わされました(笑)
数百万つぎ込んだ人も知っています。
目が覚めたら、泣いたでしょうね。
人間って簡単に騙されてしまうんですね。
純粋な人ほど、騙されやすいんじゃないかなぁ。
そんな中で、会社の同僚が貸してくれたのが、OSHO(当時は、バグワン・シュリ・ラジニーシ)の本だった。
同僚が貸してくれたのは「愛の錬金術」だったと記憶しているが、統○教会などに引っかかってモヤモヤしていた私には、OSHOの本はまさしく衝撃だった。
何だこれは!ガーン!
愛、瞑想、存在、悟り!
この人は知っている! と思った。
そこで、すべてが変わった。
存在の詩、TAO永遠の大河、虚空の舟、究極の旅、般若心経、オレンジブックetc・・・
当時、日本語訳で出ていた本はほとんど読んだ。
それからしばらくは、OSHOの本以外は読みたくなかった。
仏陀、キリスト、スーフィー、クリシュナ、老子、荘子、禅etc・・・
OSHOは世界中のあらゆる宗教・覚者について知っているんじゃないかと思うほど、広範な講話を弟子たちに語っていて、それがたくさんの本になっています。
OSHOはいったい何者なのか?
彼が善人なのか悪人なのか私は知りません。
ただ、彼は私を超えた存在なのはわかります。
彼に対する私の感情は、例えて言うと、
ビートルズが好きとかローリングストーンズが好きとかいうのと
同じ感覚で、「OSHOが好き☆イエ~イ!」なんですよね。
私にとってOSHOは精神世界のアイドルなのかもしれません。
好きなのはどうしようもないね。
きっと彼の目にやられたんだと思う。
最近は、悟りブームみたいで、「いまここ」とか「非二元」とかネットでも話題になっているようですが、
OSHOはすでにそのことについて語っていました。
私はエックハルト・トールも好きですが、
彼の話は基本的にOSHOと同じです。
たとえ話までOSHOと同じ話が出てくるので、
きっと彼もOSHOの影響を受けていると思います。
日本人では、阿部敏郎さんが自らOSHOの影響を受けたことを言っています。
現在活躍している精神世界の教師たちの多くは、何らかの形で彼の影響を受けているのではないでしょうか。
OSHOは、1990年1月19日にこの世を去りましたが、彼は死んではいないのです。
今ある探究者たちの意識の底として生きているのです。
私は、実際に肉体として彼に会ったことはありませんが、1993年4月26日にテイク・サニヤスしました。
それから、彼はずーっと私の中にいます。
OSHO Love.
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阿部敏郎さんがOSHOの本を勧めていて、再販されているので、ぜひ読んでね。
⇒ amazon OSHOの本
YouTubeでもOSHOビデオがたくさん出ていて、数十万とかアクセスあるみたいです。
いい時代になったものです。
一番好きなのはやっぱこれかな。笑いの神が降りてきてるヤツ。日本語訳付き。
⇒ OSHO: You Have Not Known Total Chaos ? Just Wait…