神と人の関係

前回の投稿から、神について考えてるんですけど、

神とは「大いなるもの」である。って言えますよね?

いつも不思議に思うんだけど、

今年の冬はめっちゃ寒くて、もう春は
やってこないんじゃね?とか思ったりするけど、
やっぱり春はちゃんと来て桜は咲き始めるんだよねー

今日も仕事が終わる頃には、日が暮れて夜になるけど
太陽は明日も決まった時間に決まった場所から登ります。

地球が回るのだって、太陽が燃えるのだって、
とんでもない計画性と力が必要だってわかるけど、
それは完璧に、正確に、当たり前のように行われてる。

宇宙のこと、コスモス(Cosmos)とか言うけど、
天体の動きや季節の移り変わりを見てると

宇宙は大いなる力によって、寸分の狂いもなく
秩序正しく動かされているなぁ~って感じます。

そんな大いなる力を感じていた先人たちは、
それを神と呼び、讃え、畏れ、崇拝してきた。

で、ここで気づくのは、これって、もしかして、
人間が神を創ってるんじゃね?ってことです。

大いなるものに対して、人間が「神」という
名前とイメージと存在感を造り付けてますよね。

 

エックハルト・トールの言葉に

「神は、あなたを通して自分自身を知る」

というのがあります。好きな言葉です。

あなたがいなければ、神は自分を知ることができない。

人間は大いなるもの(神)により創造され、
その神を創造できるのも人間(あなた)である。

神がいなければ人間はいないし、
人間がいなければ神もいない、ってこと。

神が人間を創ったのか?
人間が神を創ったのか?

この問いは、どちらも真実です。

神と人間は、言ってみれば相互依存関係なのです。

 

神と人について、よく言われる例えで、

大いなるもの(神)が海で、あなた(人間)が波である。

というのを聞いたことあるかもしれません。

波は常に形を変え、生まれては消えるを繰り返しますが

本体の海はまったく変わらない。海は海のままあり続ける。

海と波に境目はなく、波は海であり、海は波である。

つまり、波は海の一部であると同時に海そのものである。

これと同様に・・・

あなたは神の一部であると同時に神そのものである。

すべてのものに神が宿るのだから当然そうなりますね。

なので、自分は神である!という言明は正解です。

もう動かし難い、単純な事実なんだよねー

 

最終的に、じゃあ、

その大いなるものとは何か?と問われても、

それは、人間の知性を超えているものだから

「神秘です」くらいしか言えないわけだけど(笑)

やれることがあるとすれば、ホント単純に、

創造された神というイメージを外して、シンプルに

今ここにある「大いなるもの」を直接感じてみる。

たったそれだけなんですけどねー。すると、

その大いなるものと自分には全く区別がなくて、

なんだかわからない透明な幸福感があるんだよね。

もしかしたら、神の正体ってのは

その透明な幸福感だったりするのかもね~

って思ったりするのです。

 

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