非二元のこと

ここ2、3年日本のスピリチュアル界?では
非二元(ノンデュアリティ)がブームのようです。

大和田菜穂さんの出現と大御所の阿部敏郎さんが
菜穂さんをブログで紹介したことがブームを作った
大きな要因じゃないかなぁと思います。

その非二元の教えは、実は古くからあるもので、
OSHOやエックハルト・トールなども
そのエッセンスを語っていました。

どうも欧米では、日本よりも早くブームになっていて、
トニー・パーソンズ氏がキーパーソンのようで、
彼の元で解放に至った人がかなりいるようです。

菜穂さんもトニーさんからたくさんの影響を受けたと
本に書いています。

残念ながらトニーさんの日本語訳本は出ていないようですが、YouTubeで彼のビデオは見ることは可能です。

非二元。つまり、二つにあらず。

ワンネス、一つであるというのとも微妙に違う。
一つでさえもない。一つと言ったとたんに概念が入り込むから。

「無元」と言った方がいいのかも?

そのメッセージでよく出てくるのは・・・

すべては全体のエネルキーの表現であり、分離はない。
個人は存在しない。時間も距離も空間もない。

ひと言で表現すれば「 これ 」があるだけ。ってこと。

ほんとにシンプルなメッセージですが、
危険なメッセージでもあります。

なぜなら、普通と逆だから・・・

非二元は、私はいない 分離はない と言いますが

普通は、私はいる 全体と分離して個として存在する。
と思っています。

この世の普通の人は 「私と世界」という
二元の世界を生きているわけで、

非二元のメッセージは、個人にとって
「自己崩壊のススメ」に他なりません。

さらに、「時間も距離も空間もない」といわれれば、
なんのこっちゃ??? となるのが普通だと思います。

「時間も距離も空間もない」というのは、
全ての概念を外して見抜いたときに明らかになること
であって、普通は時間も距離も空間もありますよね。(笑)

非二元のメッセージは究極のメッセージです。

これまで探求というものにはいくつかの段階があって
梯子の段を一つ一つ上がっていくというイメージでいた
のですが、非二元のメッセージは梯子の一番上の段から
話しかけているように聞こえます。

非二元は、探求でさえないのです。
それは探求の終わりに訪れるものを示しています。

OSHOは、探求者のレベルに応じて話をしていたので
よく話が矛盾しました。

レベルAの人に話すこととレベルBの人に話すことは
逆のことを言ったりもしました。

それがOSHOのやり方だったのです。それで、OKでした。

菜穂さんの話は終始一貫していて矛盾することがありません。
誰に話すときにもぶれることなく同じメッセージです。

それは、非二元のメッセージは、余分なものを取り除いて
どこも変える必要のない究極のメッセージだからです。

そのメッセージと波長が合えば、
最短で解放が訪れるかも知れません。

何せ非二元では、修行みたいなことはなにもいらないのだから。

ただ、「 これ 」を見抜くだけ。今すぐに・・・

精神世界の探求もそういう時代になったのかなぁって思います。


 

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