怪奇現象

昨日の夕方のことである。

そろそろ終業の時間になってきたので、一服しに喫煙室に行ったとき、心理学科の学生U君が震える声で私に話しかけてきた。

U君は窓際を指差しあそこに変なタバコがあるというのである。

ん?喫煙室だからタバコがあっても普通やん思て窓際を見ると確かにタバコの箱がずらずら並んでいた。

それぞれをよくみると、かなり古いものらしく外箱はよれよれになっていて賞味期限が切れて2,3年たったもののようである。

数えると全部で10箱あった。

ラーク、メビウス、セブンスター、わかば、スピリット、マルボロなどなど・・・全部異なる種類のものである。

わざわざ種類の異なるものを10箱揃えて置いてあるというのも珍しいことではあるなぁ思いつつラークの箱を開けて私は軽く衝撃を受けることになった。

なぜなら、ラークの中にはラークではないバラバラな種類のタバコが20本きちんと詰められているのである!!

えっ、なぜ?なぜなぜ?

なぜバラバラなんが入れてあるの?

なぜ、そんなことする必要があるの?

U君によれば、この窓際タバコ群は午前9時半頃に発見したとのこと。

であれば、前日の夜もしくは当日の朝早くにこの場所に置かれたことになる。

いったい誰が?

なんの目的で??

ここにこのようなものを

置いたのであろうか?

犯人は今どこで何をしているのだろうか?

謎は深まるばかりであった。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それから、1日が経過して、

私は思うのであるが・・・

いや失礼な話かもしれぬが、

これは、もしかして、

私は・・・この私は?

もしかして?

 

U君にからかわれた?

 

ということなのであろうか。

????

すべてが謎のままである。

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