昨日は休日だったので、
いつものようにパークドームに行って運動した。
通常だと、
腹筋→ぶらぶら体操→ジョギング→シャワー浴びて帰る。
というルーティンなのだが、腹筋80回してぶらぶら体操しているときに、「あっ、今日は日馬富士と豪栄道の相撲やった!」という思考が湧いてきたので、すぐに帰ることにした。
腕時計は4時40分を指していた。まだ間に合うね。
鼻歌歌いながら国体道路をチャリで走っているときに、突然、
斜め右からブーン!という音がして何か黒い物体が私のほっぺたに衝突した。
何だこれは!
私は一瞬パニックになってチャリから飛び降りた。
そして立ち上がり、起こっていることをカクニンした。
右のほっぺたがヒリヒリするので、手でなぞると
まだほっぺた上でブーンてやってるやんけ!
思わず「ヒィー!ヒヒィッーー!!」て声を上げ、手足をバタバタさせて、あっちけー、あっちけーてやってもまだ行かんので、
「グオォーーッ」て顔を上下左右に振り回したら
やっとブーン!ってあっちへ飛んで行った。
私は起こったことがすぐには理解できなかったが、しばらくして、これは「虫にさされた!」ということではないか?という理解にいたり
あの黒くてでっかい虫は何だったのだろう?
ハチにしてはデカすぎるやろ?
セミみたいにデカかったし。黒かったし。
なぜ、彼は私を襲ったのだろうか?
一瞬でも時間がズレてれば衝突することもなかったのに、
これは、何かの知らせ?
日馬富士と豪栄道が彼を引き寄せたのか?
今日の日豪戦は何かが起こるに違いない!
次から次へと湧いてくる思考を振り払い、
ほっぺたの痛さをこらえながら、私は、
夕日に向かってチャリを漕いだのである。
ブゥ~~~~~~ン~~~~~~
(結局、すべては謎のままであった!)
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